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【臨時更新】私の旦那さんについて [【台北 旦那さん】]

【臨時更新】です。

先日、旦那さんと「言い争い」をした。

結婚して、13年ほど経ち、お互いの良いところも悪いところもわかってきたので、仕方ないことだ。

ただ、私はその時の気持ちを、旦那さんにぶつけることができない。

なぜなら、旦那さんが受け取ろうとしてくれないからだ。

だから、最近はいわゆる「会話のキャッチボール」がうまくいかないことが多く、旦那さんと話をしていてもつまらない。

そんな中、息抜き。。。というか、自分の中から吐き出したくて、ここに書いてみることにした。

不快に思われる方も多いと思う。

そんな方は、スルーしてください_(._.)_

* 写真なし、長文です *

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

私の旦那さんは、一言で言えば「偏屈」だ。

そして「頑固」で「人(つまりは自分)の話を聞け!というくせに、人(つまりは私)の話を聞かない」。

良く言えば、非常に芯が通っていて、自分の考えを曲げない人である。

だから、(私からしたら)双方の勘違いにおける意思疎通のミスから、お互いに誤解をし、言い争いになることがよくある。

世間では、それを「ケンカ」と呼ぶんだと思う。

今から思えば、私の生まれ育った環境は、非常に平和で、恵まれていたのだと思う。

生い立ちまで話すつもりはないが、長男である父の元に、末っ子である母が嫁いできた。

俗に言う「見合い結婚」であり、40年ほど前の日本では、よくあることだ。

父は長男であり、その両親である、私にとっての祖父母と同居していた。

父は公務員の端くれとして働き、母は家で工業用ミシンを使い、エプロンを作る内職をしていた。

父母はもちろん、祖父母や親戚のおじさんおばさんからも、たくさんの愛情をもらって育った私(&妹)。

しかし、私が中一の冬、我が家に大きな事件が起きた。

父が自殺したのだ。

* 年が明けた元旦、1月1日に *

あとから聞けば、父の勤めていた会社が、民営化され、業務環境が変わり、根っからの真面目だった父は、その変化についていけず、心の病になり。。。という結末である。

父は寡黙な人ではあったが、とても温厚で、私は怒られた記憶があまりない。

* 父が亡くなる少し前、激しく怒られた記憶があるが、今から思えば、それは病気のせいだったのだ *

そして、父と母がケンカをしていたような記憶もほとんどない。

きっと私と妹が寝静まったあとや、いない時にしてたんだと思う。

母が時々、祖父母について愚痴を言ったりする(笑)、本当に平和な家庭だった。

父が亡くなった後の母の苦労は大変なものだったと思う。

実家に帰らせてもらうつもりだった母は、父の兄弟姉妹に説得され、祖父母の面倒をみる為に、嫁ぎ先に留まることになったのだ。

* 父には弟がいたが、婿養子に入り、家業の商売を引き継いでいたから *

ただ、父の勤めていた会社は、父の労災を認め、幸い母はお金に困るようなことはなかった。

その後、祖父母も亡くなり、今は母にとっての嫁ぎ先である私にとっての実家で、母は一人暮らしをしている。

年金暮らしとなった母の一人暮らしは、離れて暮らす私にとっては心配の種の一つだが、母にとってはもしかしたら今が1番気楽で、幸せなのかもしれない。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

そして、旦那さんはといえば、五つ年上の兄、五つ年下の妹がいる3人兄妹で育った。

お義父さんとお義母さんは、駆け落ち同然で結婚したそうだ。

だから、親戚付き合いもなく、身内と呼べる人は、本当に少ないらしい。

なのに、どういう訳だか、旦那さんが中学生の頃、離婚。

旦那さん家族の話を聞くところによると、かなりの亭主関白だったようで、離婚する前はケンカが絶えなかったらしい。

お義兄さんは、中卒で、警察の厄介になることもしばしばだったという。

そんなお義兄さんは高校生の年齢になる頃には、実家を出たらしく、それからは基本的にお義母さんと妹さんの三人暮らしだったようだ。

旦那さんは、そんな環境で育ち、父親がいないという共通点があるとはいえ、全く異なる環境で育った私と30代に入った頃結婚。

* そんなお義母さんも、3年ほど前に亡くなった *

だんだん、私は会ったことのない、そして恐らく一生会うことのないであろう、お義父さんに旦那さんは似てきたんだと思う。

そして、自分でもそれに気付きつつ、認めたくないんだと思う。

だから、平気で息子の前でも私に対して声を荒らげる。

おそらく、旦那さんは「お父さんとお母さんがケンカしているのが普通」という環境で育ったから、息子の前でも抑えがきかないんだと思う。

仮面夫婦になるつもりはないが、私は息子の前でケンカをしたくないので、適当にあしらっていると、余計に機嫌が悪くなる始末。

そんな時の旦那さんは、私からしてみれば、子どもだ。

しかし、旦那さんは理路整然と私を論破しようとする。

そんな時、私は心の中で「あぁ、やっぱりこの人はこの年になっても、男女で、もしくは育った環境で考え方や感じ方が違うということをわからないのかな?」と思う。

少し横道にそれるが・・・

旦那さんは自分が集中して何かに取り組んでいる時に声をかけたりすると、私や息子をシャットダウンし、すごい剣幕で怒るくせに、私が作業(例えば家事だったり)していても、平気で声をかけ、しかもそれを中断させてまで、自分(つまりは旦那さん)のことをさせようとするのだ。

本当に「自分勝手の極み」としかいいようがない。。。

そして、そんなに私に対して「もっとオレの役に立て」、「どうしたら役に立てるのかわからないのなら、オレのことを見てない証拠だ」という。

そんな「舟さん」みたいな奥さんが、世の中にどれくらいいるのだろう?と思ってしまう。

だったら、あなたは私の望んでいることが全てわかり、私の望んでいるとおりに動けるのか?と聞き返したくなるが、そこはグッと我慢する。

これ以上事を荒らげたら、大変なことになると過去の経験から学んでいるからだ。

だから、旦那さんに遠回しに言うのだ。

「他をあたってくれてもいいんだよ」と。

こんなことは口が裂けても旦那さんには言えないが、私にはまだ帰る家があるから。

そして、おそらく母親以外にも支えてくれる親戚がいるから。

旦那さんといい争いをした夜、ふと心に浮かんだことを、ほぼそのまま言葉にしてみた。

自分を客観的にみる為に。

ちなみに、このブログの存在は旦那さんには内緒だ。

正確にいうと、このブログを始めた当初、伝えた気はするが、今でも続いているとは思っていない・・・というのが実際である。

だから、この記事を曽根風呂の会員、つまりはログインしている人にだけ公開できたら・・・と思うのだが、曽根風呂にはそういう機能はないのだろうか。

なんだか芸能人がアメンボとかいうところで、ブログを開設する人が多いのも頷ける気がする。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

今さらだけど・・・

この時のケンカの原因はこうだ!

中国語学習になかなか本腰を入れない私に対して、旦那さんが喝を入れようとしたのだ。

「あなたとこういう話をしても、やる気がないのがわかるから、全く共感し合えない。何のために一緒にいるのか」。

ある意味、繰り返しになってしまうが、私はこれまであまり苦労せず、また努力らしい努力をしないでここまで成長してきた。

だって、特別勉強しなくてもテストで平均点以上が取れることが多かったし、元々あまり勉強が好きではなかった私は、危ぶまれていた大学入試を指定校推薦をもらい、突破したりしてるから。

かたや旦那さんは、そこそこの進学校に進んだものの、高校ではあまり勉強せずに、その結果、一浪して、世間では平均レベルだと思われる私立大学に進んだらしい。

大学でもサークルなどに入り、またアルバイト三昧で、あまり真面目に勉強はしなかったらしい。

しかし、いつから、何がきっかけで変わったのかわからないが・・・

今では、すごく努力の人で、息子が生まれる前は1年に一つ資格取得することを目標に資格試験に挑んでいたし、今も語学学習に一生懸命だ。

仕事に関しても、努力を怠らない人だ。

私と付き合っていた頃は、滋賀県が本社の小さなメーカー勤め、その後転職し、親会社は一部上場の商社のような!?会社に勤め(ここは俗にいうブラックで、体調を崩し、入院する羽目になり、2年半ほどで退社)、その後、現在の一部上場企業であるメーカーに転職したのである。

* 仕事で必要だということもあるが、英語は一人で旅行(しかも、スキューバダイビング)できるレベルだし、趣味で初めたスペイン語も日常会話程度ならできる、そして中国語も勉強中 *

お義母さんも苦労して、昼も夜も働き、子どもたちを育てているから、あまり母親からの愛情や支援を受けられなかったようだ。

旦那さんからしたら、お義母さん亡き今、私に甘えたい部分もあるんだと思う。

でも、ハッキリ言って、私は望んで台北に来た訳ではない。

できれば、日本にいたかった。

元々外国に興味も少ないし、語学も苦手だし(日本語すら怪しいし)、外国人恐怖症だし。

それでも旦那さんに付いて台北に来たのは、息子の為でもある。

家族は離れるべきではないと思ったからだ。

それに、日本以外での生活の経験は、きっと息子に有益だと思ったから。

台北に来て1年半、そして、まだ少なくとも2年~3年はいるであろう。

そんな私を心配しての旦那さんの助言であることはわかってる。

昼間、何してるんだ?と問われ、言えないわけではないが、言いたくなこともある。

つまりはブログの記事を書いていることだ。

とにかく、台北に来て、1年半。

慣れてきたとはいえ、日本に住んでいた時とは全く異なるストレスに悩まされ、生活していくだけでやっとで、すごいパワーを費やしている私に、旦那さんを甘えさせるだけの余裕がないのだ。

* 生活に必要な食料品や日用雑貨を買い物に行くだけでも、かなりのパワーが必要なのだ *

少しだけ、この文章を旦那さんに読んでもらいたい気持ちもある。

だって、こんなことを旦那さんに対して、言葉で伝える自信がないから。

それに「くだらないことばかり、普段言ってるから、どうせくだらないことしか言わないんだと思う。だから、必要なこと以外話すな」と言う旦那さんが聞いてくれるはずもないから。

私がくだらないことを言うから、我が家は保たれているということに旦那さんは気付いていないんだろうな。

もちろん、家計を支えてくれてるのは、旦那さんであり、それにはとても感謝している。

息子にも「お父さんがちゃんと働いてくれてるから、毎日食べることにも困らず、時々は欲しいものを買ってもらえるんだよ」と常に伝えている。

私がくだらないことを言って、息子を笑わせてるから(時には失笑もあるけど)息子が健やかに成長してくれているということにも気付いていないんだろうな。

本当に私が家で冗談を言わなくなったら、我が家はどうなるんだろう?

息子はどうなってしまうんだろう?

案外真面目に育つのだろうか?

いや、私は息子にユーモアのない子には育ってほしくない。

現時点で、学校で「お笑い係」をしている息子に、そんな心配はないと思うが。。。

つらつらと書き記してきたのは、そろそろ私の心が限界を感じてきているからかもしれない。

でも、まだこうやって吐き出せるうちは大丈夫だと思う。

ある意味、自殺したお父さんのおかげで、大学で心理学を学んだのだから、少なくとも私の心の限界は気付けると思っている。

最初、こんなことを書いて、旦那さんにメールなどで送ろうかと思ったが、おそらく逆効果になるであろうとの判断で、でも誰かに聞いてほしくて、ここに書いてみた。

私の悩みなんて、きっとちっぽけなものだ。

笑い飛ばせる日がいつか来ると信じたい。

途中、思い出したりして、書き足したりしてるので、イマイチ繋がらない文章になってる部分もあると思いますが、ご容赦願います。

独り言を書き起こしたようなものなので。

【おまけの話】

この日の夕方~、家庭教師の老師(先生)が来てくれていました。

息子は英語を習ってるんだけど・・・

老師が「I show you~」と言ったら・・・

息子は「醤油?」だって(Ŏ艸Ŏ)

メッチャ笑ったわ( ̄∀ ̄)

でも、くだらない話をするな!という旦那さんには言えずじまい。

だんだん、我が家がつまらない雰囲気になっていく。

もしかしたら旦那さんは、お義父さんとお義母さんのケンカが絶えなくなった頃から、家庭で冗談を言い合ったりする雰囲気になく、さみしい家庭で育ったのでしょうね。

我が家は母が明るかったり(世間では"天然"というのかも)、私がお調子者だったからか、はたまた祖父母が優しかったからか、父が亡くなった後も、雰囲気が悪くなったという記憶はありません。

もちろん、家の空気がズド~ンと暗くなった時期はありましたが。。。

育った環境でこうも違ってしまうものなのか!と感じたのでした。

これだけバカにされても、さげすまされていると感じていても、私は自分から「◎◎」を切り出す気は(今は)ありません。

* 過去に、旦那さんが他の女性と仲良くしたのではないか?という証拠も持っていたりしますが(笑) *

それは、もちろん息子の為でもあります。

どんな「父親」であろうと、息子にとっての「父親」は一人なので。

でも、決定的な「何か」があったら、正直わかりません。

とりあえず、少なくとも息子が「成人」もしくは「ひとりだち」するまでは、こんな状態が続くのかなぁ。。。と覚悟してます。

いざとなったら、従弟の弁護士に相談するんだ( ;∀;)

長々と、私の愚痴を読んでくださりありがとうございました_(._.)_

* ログインユーザーのみ、コメントが入れられるようにしておきます *

☆ 最後までお読みいただき、ありがとうございました ☆


2017-10-15 23:00  コメント(9) 
共通テーマ:育児

コメント 9

YUTAじい

おはようございます。
私の妻も同じ様な思いで41年迎えました・・・きっと苦労してたと思います。
私の模型道楽だけでも・・・。
by YUTAじい (2017-10-16 06:27) 

ぽちの輔

今は子供のために我慢してる状態なのでしょうね。
ここに書いて少しでもスッキリ出来るのなら
どんどん書いちゃいましょう。
それよりも何か一つ自分の希望が叶えられたら
スッキリ出来るのかな?^^;
by ぽちの輔 (2017-10-16 07:47) 

koh925

言葉で言えないことをブログに書きたくなる
遠慮なく吐き出してくださいね
私は冗談の固まりのような人間で、冗談が通じない人は苦手です、
息子さんが大事な役目をしていますね、応援していますよ
by koh925 (2017-10-16 10:56) 

(。・_・。)2k

男はバカですからねぇ
俺より全然マシな旦那さんだと思いますよ
俺は見事に逃げられましたから(笑)

by (。・_・。)2k (2017-10-16 11:10) 

ニッキー

我慢して溜めちゃうとどんどん辛くなるので、
ブログに書いて少しでもすっきりさせて下さいね。

by ニッキー (2017-10-16 13:35) 

まき

少なくとも、このようにコメントを書きこむ私達は応援していますよ!
貯めるよりも、発散してくださいね〜こういう内容のブログも定期更新するといいかも(^.^)
私も主人とは家族の在り方が違い、まきちゃんの家が普通だと思わないでほしい・・・と言われたことが一度だけあります。普通はこうやろ?とか、普通はこうするやろ?と決めつけていた自分を反省しました。家族のかたちは色々あるけど、お互いの育った環境も受け入れて、分かり合う努力も必要なのかも知れません。なかなか違う所は埋められないものですが…
でも、笑いのある家庭は素晴らしいと思います!息子さんの笑顔も増えるといいですね♪家庭は、やっぱり和めるのが一番っ!!毎日大変だと思いますが、上手くかわして(笑)ファイトです♪
by まき (2017-10-16 22:18) 

caveruna

やっぱり親の影響ってありますよね。似ますもの。
うちの旦那は、5歳の時に、父親を交通事故で亡くし、
女手一つで育てられたので、夫婦の姿がわからないみたい。
見てないから。
だから、ケンカとかわからないみたいで、敬遠します。
何も取っ組み合いのケンカをしようとは思っていないけど、
たまにはお互いの思っていることを言葉にして交わしたいな
と私は思うんですが、とにかくしゃべらなくなるので感じ悪いです(笑)
そして、幼い頃から一家の大黒柱、長男として育ったので、
少し偉そうです。まぁ~これは仕方ないか・・・
最近義母が、旦那の事を見て「お父さんに似てきた・・・」と言います。
私は写真の中の義父しか知らないけど^^

私の友達が、今まさに旦那VS友達&子供2人と対立しています。
子供達二人とも男の子で、もう大学生なのですが、
旦那様が、不倫?して、それを子供達にも、義母や義兄にもばれている
にもかかわらず、まったく反省せず、いったい何がしたいんだろう(笑)
ってなって、子供達には、早く離婚して!って言われているらしいです。
義兄さんも義母さんも、結局末っ子の旦那様には元々甘いらしく・・・
まぁ子供たちが味方についてくれているので、ちょっと安心だけど、
今度会ったら、いっぱい話したいことあるから!と言われています。
もう私の友達は、あきれてますけどね(苦笑)
by caveruna (2017-10-17 11:09) 

ともち

>コメントをいただいた皆さまへ
コメントありがとうございました_(._.)_
まとめてのお返事ですみません。

長い上に、つたない文章を、これほどの方が読んで、しかもコメントをくださったことに感謝いたします。

個別のお返事は控えさせていただきます。

ただ、みなさんも実はいろいろあるんだな。。。
私はこのままでいてもいいのかもしれない・・・と思うことができました。
ありがとうございました。
by ともち (2017-10-17 11:44) 

saia

今頃コメントをすみません。
はた目から見れば何事もない家族、どころか人から羨ましいと思われたりしても、本人にしか分からない他者に言えない部分ってきっとあると思います。
それはこんな私にもあるのです。
ともちさんのお気持ち、とても良く分かります。
元気を出してくださいね!!!

by saia (2017-10-30 12:49) 

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